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【2025年7月最新】株式のトークン化って何?初心者でもわかる米国株の新しい投資方法

※当ブログではプロモーションを利用しております。

 

皆さん、こんにちは!MaRuです。

 

「株式のトークン化」という言葉を最近よく聞くようになりましたが、「難しそう...」と感じている方も多いのではないでしょうか?

 

じつは、この技術によって私たちの投資の仕方が大きく変わろうとしているんです。今回は、初心者の方でも理解できるように、わかりやすく解説していきますね!

 

私自身も最初は「また新しい複雑な仕組みか...」と思っていました。でも、調べてみると、実は私たちにとってメリットがとても大きい技術だということがわかったんです。

 

そもそも株式のトークン化って何?

 

普通の株式との違いを理解しよう

まず、普通の株式投資を思い出してみてください。証券会社で口座を開いて、100株単位で購入して...という流れですよね。

一方、株式のトークン化とは、この株式をデジタルの「トークン」という形に変換することです。

わかりやすい例え話

想像してみてください。1枚の大きなピザ(株式)があるとします。

  • 従来の方法:ピザを8等分にカットして、最低でも1切れ買う必要がある
  • トークン化:ピザを100等分、1000等分にもできて、好きな分だけ買える

つまり、高額な株式でも少額から投資できるようになるんです!

 

ブロックチェーン技術を使う理由

トークン化には「ブロックチェーン」という技術を使います。これは、取引の記録を改ざんできないようにする仕組みです。

皆さんの大切な資産を、より安全に、より便利に管理できるようになるというわけです。

 

トークン化の3つのタイプ

実際には、株式のトークン化には3つの種類があります:

  1. 完全トークン化:本物の株式をそのままデジタル化
  2. 部分トークン化:株式の一部をトークン化して分割投資可能に
  3. 連動型トークン:株式の価格に連動するデリバティブ商品

それぞれに特徴があるので、投資する前にどのタイプかを確認することが大切ですね。

 

なぜ今、話題になっているの?

2025年の大きな動き

じつは2025年に入ってから、大きな動きが次々と起きているんです。

1. 世界最大の資産運用会社が注目

BlackRock(ブラックロック)という、世界で一番大きな資産運用会社のCEO、ラリー・フィンク氏が「すべての株式・債券をトークン化すべきだ」と発言しました。

この会社は10兆ドル以上(約1,500兆円!)を運用している超大手です。そんな会社のトップが推進しているということは、本当に大きな変化が起きようとしているんですね。

フィンク氏は具体的に以下のような発言をしています:

  • 「すべての株式、債券、ファンド、すべての資産をトークン化できる」
  • 「市場を24時間開放すべきだ」
  • 「決済時間を数秒に短縮できる」

 

2. Robinhoodが実際にサービス開始

2025年6月30日、アメリカの人気投資アプリ「Robinhood(ロビンフッド)」が、ヨーロッパでトークン化された株式の取引を開始しました。

なんと、OpenAI(ChatGPTを作った会社)やSpaceX(イーロン・マスクの宇宙開発会社)の株式トークンまで扱い始めたんです!

この発表によって、Robinhoodの株価は13%も上昇し、史上最高値を更新しました。市場の期待の高さがうかがえますね。

 

3. 規制当局も前向きな姿勢

アメリカのSEC(証券取引委員会)も、2025年5月にトークン化に関する公聴会を開催し、前向きな姿勢を示しています。

これまでは規制が厳しかったのですが、新政権の方針もあって、より柔軟な対応を取るようになってきているんです。

 

市場規模の急成長

実際の数字を見てみましょう:

  • 2022年:約20億ドル
  • 2025年:約137億ドル(約7倍の成長!)
  • 2025年末予想:500億ドル
  • 2033年予想:18.9兆ドル(驚異的な成長予測!)

この成長率を見ると、本当に大きな市場になりそうですね。

 

トークン化された株式の5つのメリット

 

メリット①:少額から投資できる

従来の株式投資では、例えばトヨタ自動車の株を買うには最低でも約80万円必要でした(100株単位のため)。

でも、トークン化されれば1,000円からでも投資できるようになるんです!これなら気軽に始められますよね。

実際の例:

  • Tesla株:通常1株20万円 → トークン化で1,000円から
  • Amazon株:通常1株15万円 → トークン化で500円から
  • Apple株:通常1株3万円 → トークン化で100円から

メリット②:24時間365日取引可能

今の株式市場は平日の9時〜15時しか開いていません。でも、トークン化された株式なら、土日でも深夜でも取引できるようになります。

仕事が忙しい方でも、自分のペースで投資できるようになりますね。

 

メリット③:取引がすぐに完了する

現在、株式を売買すると、実際にお金と株式が交換されるまで2営業日かかります。でも、トークン化なら数秒〜数分で完了します。

これって、すごく便利だと思いませんか?

 

メリット④:世界中の株式にアクセス可能

従来は、海外の株式に投資するには複雑な手続きが必要でした。でも、トークン化により、世界中の株式に簡単にアクセスできるようになります。

 

メリット⑤:コストが安い

中間業者が減ることで、取引手数料が大幅に削減される可能性があります。長期的には、投資コストの削減につながるでしょう。

 

実際に始まっている事例を見てみよう

Robinhoodの挑戦と課題

Robinhoodがヨーロッパで始めたサービスは、大きな注目を集めました。でも、実は問題も起きているんです。

OpenAIが「うちは許可していない!」と公式に否定したんです。これによって、EU(ヨーロッパ連合)の規制当局が調査を始めることになりました。

具体的な問題点

  • OpenAIは株式移転の承認をしていない
  • 実際の株式ではなく、価格連動型の商品だった
  • 投資家への説明が不十分だった

 

なぜアメリカではできないの?

じつは、アメリカでは「適格投資家」という制度があって、一定の資産や収入がある人しか特定の投資ができないんです。

でも、ヨーロッパにはこの制限がないので、先にサービスが始まったというわけです。

 

他の事例も見てみよう

Binance(バイナンス)

2021年からTesla株のトークン化を開始。ただし、規制の問題で現在は停止中。

 

FTX(破綻前)

Apple、Microsoft、Amazonなどの株式トークンを提供していたが、2022年の破綻で終了。

このように、まだ試行錯誤の段階というのが現状です。

 

気をつけるべき5つのリスク

リスク①:規制がまだ整っていない

新しい技術なので、法律やルールがまだ追いついていません。今は大丈夫でも、将来的に規制が変わる可能性があります。

 

リスク②:本物の株式ではない場合がある

Robinhoodの例のように、「株式トークン」といっても、実際の株式を持っているわけではない場合があります。

価格に連動するだけの「デリバティブ」という金融商品の可能性もあるので、よく確認することが大切です。

 

リスク③:技術的なトラブル

ブロックチェーンは安全な技術ですが、完璧ではありません。ハッキングやシステムエラーのリスクもゼロではないんです。

 

リスク④:流動性の問題

まだ市場が小さいため、売りたい時に買い手がいない可能性があります。これは「流動性リスク」と呼ばれます。

 

リスク⑤:価格の乖離

元の株式とトークンの価格が乖離する可能性があります。完全に同じ動きをするとは限らないんです。

 

日本からでも投資できるの?

残念ながら、2025年7月現在、日本から直接アメリカの株式トークンに投資することはまだ難しい状況です。

でも、日本でも「セキュリティトークン(STO)」という形で、不動産などのトークン化が進んでいます。今後、株式のトークン化も進む可能性は十分にありますよ!

 

日本の現状

現在利用可能なサービス

  • SBIホールディングス:不動産STOを提供
  • 三菱UFJ信託銀行:デジタル証券の実証実験
  • 野村ホールディングス:ブロックチェーン技術の研究

今後の展望

金融庁も前向きな姿勢を示しており、2025年中に何らかの動きがあるかもしれません。

 

従来の株式投資との比較

項目 従来の株式投資 株式トークン
最低投資額 数万円〜数十万円 100円〜1,000円
取引時間 平日9-15時 24時間365日
決済時間 2営業日 数秒〜数分
手数料 比較的高い 比較的安い
規制 確立済み 発展途上
安全性 非常に高い 中程度

 

投資を始める前に知っておくべきこと

1. 必要な準備

技術的な準備

  • デジタルウォレットの作成
  • ブロックチェーンの基礎知識
  • セキュリティ対策の理解

 

心構えの準備

  • 新しい技術への理解
  • リスク許容度の確認
  • 長期的な視点の重要性

 

2. 信頼できるプラットフォームの選び方

チェックポイント

  • 運営会社の信頼性
  • 規制当局の認可
  • セキュリティ対策
  • 手数料体系
  • カスタマーサポート

 

3. 投資戦略の考え方

分散投資の重要性

トークン化された株式だけでなく、従来の投資商品とのバランスも考えることが大切です。

 

少額から始める

新しい技術なので、まずは少額から始めて、慣れてから投資額を増やすのが賢明です。

 

よくある質問(Q&A)

Q1:普通の株式投資とどっちがいいの?

A:それぞれにメリット・デメリットがあります。安定性を求めるなら従来の株式投資、少額から始めたいならトークン化された株式という選び方もありですね。

私としては、両方をうまく使い分けるのがベストだと思います。

 

Q2:税金はどうなるの?

A:まだ明確なルールが決まっていない部分もあります。投資する前に、必ず最新の税制を確認してくださいね。

現在、日本では暗号資産と同じ扱いになる可能性が高いです。

 

Q3:どこで買えるの?

A:現在、日本では限られた選択肢しかありませんが、今後増えていく可能性があります。信頼できる取引所を選ぶことが大切です。

 

Q4:元本保証はあるの?

A:いいえ、元本保証はありません。投資である以上、損失のリスクもあります。

 

Q5:どのくらいの期間保有すべき?

A:まだ新しい技術なので、長期保有よりも短期的な視点で考える方が良いかもしれません。

 

まとめ|今後の投資はどう変わる?

株式のトークン化は、投資の世界を大きく変える可能性を秘めています。

私たちにとってのメリット

  • 少額から投資できる
  • いつでも取引できる
  • 取引がスピーディー
  • 世界中の株式にアクセス可能
  • コストが安い

注意すべきポイント

  • 規制の不確実性
  • 技術的なリスク
  • 流動性の問題
  • 価格の乖離
  • 本物の株式ではない場合がある

でも、新しい技術だからこそ、しっかりとリスクも理解して、慎重に判断することが大切です。

私自身は、この技術に大きな可能性を感じています。特に、少額から投資できるという点は、多くの人にとって投資の敷居を下げる素晴らしい仕組みだと思います。

ただし、まだ発展途上の技術なので、慎重に情報を収集し、リスクを理解した上で投資判断をしていただければと思います。

今後も、この分野の最新情報をお届けしていきますので、一緒に学んでいきましょう!

皆様の投資ライフがより豊かになることを願っています✨

投資は自己責任で行ってください。この記事は投資の勧誘ではありません。

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MaRu

◆会社員を経てフリーランスに。
◆仮想通貨やNFTの情報をお届けします。
◆2022年夢のマイホームを購入。
◆アラサーで1児の父。

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